炎症性腸疾患(IBD)のひとつである潰瘍性大腸炎(UC)と特発性大腿骨頭壊死(ION)の人のちょっとした日々。
本の感想を主に書いてます。
申し訳ありませんがコメントとトラックバックは受け付けません。
スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- - -
豚キムチにジンクスはあるのか
  いとやまあきこのエッセイ。

 この題名といい何なんだと思ったらマガジンハウスのHANAKOちゃんの連載だったらしい。そんな感じするする。でもこの人の書く表現が本当に食欲をそそられて・・・。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
吉本隆明×吉本ばなな
  吉本隆明×吉本ばななを読め!といわれたのは超・吉本隆明フリークの先生からだ。先生は吉本隆明の吉本隆明五十度の講演という5万円もするオーディオブックを持っており、昨年触らせてもらった。重い・・・。名前は良くきくのだが、私はその吉本パパの思想についてはぜんぜんノータッチで知らない。そうそう、この本装丁がとってもよいのだが、どこの会社だと思ったらなんとロッキング・オンであった。流石。

 というわけでやっと読むことができた。ロッキング・オンなので当然の如く渋谷陽一がインタビュアーになっとる。二人のなれそめ、いやなれそめではない、なして親子になったのかという吉本家のお話から語られて、それから最後に吉本ばななの単独インタビュー。吉本パパはばななの作品をよく読んでおり、君の作品は〜だと思うんだよね、あのカツ丼がさ、なんてと分析してる。パパが賢いと分析されるから私は正直いってイヤであるなーと思うのだが、人の家の事だから関係ない。時代とのマッチなんてよく言われてる。それにしても個々が孤立しているばななさんちは素敵だと思う。ばななさんの本も高校のときとかは一気読みでそれこそ溺れるくらい読んでたけど、最近は読んでないな。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
本当はちがうんだ日記
  ほむほむの本。ほむほむの本は去年4月くらいから、また内田樹みたいに無尽蔵な読み方ではまっていたのだけれど、久々に図書館で見たので、連れて帰ってきた。一度読んだはずの本なんだけどなー・・・やっぱり面白いって思う。金があれば絶対に全部買って集めたい作家である。

 菓子パン、時間の管理術、子供のリセットボタン、いまはまだ仮の自分、塚本邦雄について・・・と、とにかくやっぱりありえないくらい面白くて笑える。素敵すぎる。ナオコーラさんも前に日記で、穂村さんが結婚したのでこれからは私が代わりに菓子パンを食べようと思うって書いていて嬉しかった。私穂村さんの本を読んでいる時は口が確実に、ニマニマ笑っている自信がある。変態だ。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
指先からソーダ
 この前山崎ナオコーラがとてもうまかったのでエッセイを読んだ。ちなみにHPの日記も全部読んでみた。独特な言葉を使うし、微妙な感覚が凄い研ぎ澄まされてるんだと思う。  

 内容は、朝日新聞に掲載されていたものに加えて、書評やあと雑誌への寄稿などいろいろ寄せられてる。長嶋有が帯でありのままを書いていてそれがいいと書いていた。うんうん、普通に読めるんだけど、絲的メイソウを読んだあとだと、全然面白くないと思ってしまった。献血したりAEDの講習に行って素直にまだ救われていない、しかしこれから自分が救えるだろう人を思って、不憫に思ったり自信を持ったりするなんてエピソードは本当どうでもいい、って思ってしまう。すみません。でもありのままっていうのはものすごく伝わるって思う。変にとりつくろったりしない、っていう。エッセイでとりつくろってもあれなんだけど、ナオコーラさんなんか今じゃすげ人気の若手作家の筆頭って感じがするけど、レビュー当時はそれなりに大変だったんだなぁなんて思った。

その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
絲的メイソウ
  絲的サバイバルが異常におもしろかったので、絲山秋子のもうひとつ前に出たエッセイを読んでみる。

 最初はサバイバルで受けた衝撃からするとあまり、と思ったいったのだが、後半スピードがついてきてやはり異常に面白くなってくる。特に祭りというものの悪口を書いていたりするところが最強だと思う。講談社に潜入したり、誰かと暮らしてみたり、自分のトリセツを書いたり。そこで5編までなら同時に書きすすめることができる、と書いていて凄いと思いました。混乱しないのかなと思います。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
疲れすぎて眠れぬ夜のために
  内田先生の本。内田先生は去年9月あたりから読み始めた。ある作家などにはまったら、とりあえず今読んでるものを全部中断してでも、その作家の本を端から順番に読んでいくというあまりに無造作な読み方をするため、去年に結構読んでしまったのだけれど、最近はその出版ペースの速さに負えなくなってきた。村上春樹にご用心、とか私家版ユダヤ文化論とか面白かったなぁ。また読みたいなぁ。これは文庫があるので買ってみた。

 先生は、この本でずっと言ってるのはそんなに気はるな、ということで、つまりは頑張らなくていい。向上心なんかもたなくていいということだ。その理由として、人間は簡単にこわれてしまうから、らしい。ほとほと病気になった私もそう思います。そして女性の成功者はすべてまじめで、本当に仕事一筋という人が多くて、男性社会に対して反旗をひるがえして出ていくということが、その男性的価値観を実は肯定しているということを書いていて、あーそうだなと思った。女性が成功するのって、同世代の女性の目とか一般職の女性の目とかもちろん総合職の男性の目もあって、男性が成功するよりもずっと異常なほどの力を必要とすると思う。それでも壊れないって思ってるんだよね、本当根がマジメっていうか、男性だと成長の過程でそういうのくずされることあるかもしれないけれど、そういうのは本当女性ってそうなんだろうなって思います。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
スメルジャコフ対織田信長家臣団
  凄く前に図書館で借りた本なのだが、まだ持っていなかったので購入。250円くらいだったと思う。

 基本的にはスプートニクのころの話です。バー・スメルジャコフとドーナツの話だ。関係ないけど私はドーナッツ、と撥音便を入れた読み方が好きです。ぱりっとしているドーナッツが連想されるので。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
文芸誤報
  この人が本の本を書いている人とは思いませんでした。なぜか分からないのだが最近書評集がとても気になるのだ。図書館で働いていれば定期的にすべての新聞の書評と新刊案内が手に入るのだが、こうしてニートという名の病気療養中であれば、まったく情報が手に入らない。勿論長年読みたい作家というのは沢山いる。ティム・オブライエン、ジョン・アーヴィング、ポール・オースター、カズオ・イシグロ、伊坂幸太郎、東野圭吾・・・。そういうわけだけどやたらめったら読むわけにももちろん行かないので、誰と誰がお友達だったり、往復書簡したり、先生だったりとかそういうつながりを知れるのが唯一書評であったりする。小川洋子の書評をこの前読んで、これは明らかに私が選んだのではないかというくらいのビンゴぶりだったので、そういうわけで書評を読んで啓発されているのである。

 面白いんだけど、ツメが甘いっていうのはとても感じるところだ。とにかくばっさばさ斬る、斬る、斬るのだが、褒めている作家も勿論沢山いる。山崎ナオコーラ、乙一など。そうそう乙一の別名が載っていたのでその本を読もうと思う。Iloveyouという男性小説家の短編集だ。後は桜庭一樹の私の男は私は最初す、凄い!と思ったのだが、斉藤美奈子はこれは桜庭一樹のこんなん書いちゃいました、テヘッ、とあった。とにかく知らない作家が沢山あるので新規開拓にはお勧めだけれど、そこまで回らないというのが現状だ。前はなんかそういうの読まなきゃって思ってたけど、最近はもう好きな作家だけでぐるぐるしてていいじゃんという気になってる。だけどもまた書評を読んだりしてどれ読もうかなと探している自分がいるわけで・・・。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)
絲的サバイバル
  絲という字が出てこないのだ。糸が二つ重なっているくせにいとと読み方は普通だから腹ただしいと思う。

 初めて読んだけど、絲山秋子おもろいぞ、と素直に思った本。小説現代のエッセイをまとめたものですが、基本的には一人キャンプをしてその感想を書くといったもの。どこかに行って何か出来事を作って、それに対しての感想を書くというのは、健全な考え方ではないようだけれど、これはこれで別に面白いと思う。一人で寝袋持って、焚き火起こして、薪買って、フィアットで颯爽と山道を駆け抜けてゆくアラフォー女性の変わりネタってところだけど、結構ぶっ飛んでて面白い。基本群馬の中のキャンプ場だけれど、たまには神奈川、たまにはセネガル、たまには講談社の敷地内でキャンプしたりする。す、凄い。一人で七輪で焼きおにぎりや鰻焼いてたり、焼酎飲んだり、ミネストローネ作っているのがとっても美味しそう。私も一人キャンプしたいとさえ思う。でも関東の地理がほとんどわからず、なおかつ後半あまりにもワンパターン化して飽きてくる。まあこれはこれでとにかくこの人の小説を読もうと思った。沖で待つって確かこの人だよなぁ、と思ったらやっぱりそうだった。
その他・エッセイ comments(0) trackbacks(0)








| 1/1 |